丸山農場では、鶏糞にわくハエ(ウジ)に対して殺虫剤を使用しておりません。人的な駆除作業や、鶏舎内での独自のエア装置採用でハエが発生しにくい環境を 作ったり、また、天敵生物を用いて駆除作業を行っております。そのため、その鶏糞堆肥は、近郊の有機農家の方に安心してご利用をいただいております。

その ご利用の現場を紹介いたします。

 


ケール栽培農家様
ケールは「青汁」の原料でおなじみの作物。葉を粉砕してそのまま飲む・食べる(タブレット)ものなので、当農場の鶏糞堆肥を使っていただいている農家の方の畑では、栽培は無農薬にこだわっていらっしゃいます。通年栽培が可能ですが、こちらの畑では11月~3月の冬場しか栽培しません。夏場は虫がつきやすい ため殺虫剤を使うことも必要となってくるからです。

ケールはこちらで商品化されています
木下さんをはじめ、県内の有機栽培のケール農家の方々と提携し、ドリンク、タブレット等へ商品化されているのが、愛媛県東温市に本社のある遠赤青汁株式会社さん。ホームページでは、健康生活を応援するコンテンツが豊富です。高岡照海社長の、ご自身の体験を通しての、健康や環境に対する想いも伝わって きます。
●遠赤青汁株式会社さんのホームページ

 



■松前町の武智さん

毎年11月ごろになると、近郊の農家の方がバラ鶏糞を購入しに来場されます。米作りは、稲刈りがすんだ後、すぐに始まっています。稲刈り後の田に鶏糞を入れてトラクターで田おこしをし、野菜用の土づくりに励んでいる松前町の武智さん・・・農業は“新米”というベテランの方です。

今回もレタス80a(アール)・ブロッコリー40a(アール)露地栽培用の土づくりに使用して頂いています。おいしい野菜を育てるためには、基本となる「土」をよくすることが必要です。今が一番忙しいそうです。

武智さんのお友達も来場。米作後の田へ鶏糞を入れてタマネギを植えるための土づくりに使用。この繰り返しで田植え時に良い土づくりができているとの事。手間も時間もかかりますが、やはり最後は消費者の方からのおいしいの一言が最大の勲章ですよ!とのこと。卵づくりも同じことがいえるでしょう。

写真はブロッコリー畑、1~2月が収穫の最盛期になります。今後も安心の鶏糞をご利用願います。

 


 ■窪野町の生産農家の杉原さん
4月に入るとしばらくはバラ鶏糞積みの軽トラが農場内を行き来しています。窪野町の生産農家の杉原さん。4月末から5月初め植付け用の露地ナスの土づくり (1反)に使用します。植付け15日程前に畑に撒いた鶏糞をトラクターですきおこしし、その後植付け10日前に米ぬかをまいているそうです。

こちらは、松前町の森田さんとお友達の松原さん。育苗ナスを購入し本田に定植するための土づくりに使用するそうです。今回、近所の方からのくちコミで安心のバラ鶏糞を購入しにお友達と一緒に来場。森田さんは今月3回目の来場です。御利用ありがとうございます。

 


■松山市内星岡町在住Oさん
5月下旬、醗酵鶏糞の注文を受け、早速納品しました。現地にての引渡しのため、農場からトラックにて15分の所です。

今回、醗酵鶏糞をイネを植える前の土づくりに使うと言うことです。今までは、石灰窒素を撒いていたそうですが、化学肥料のコスト高で、米60kgできるのにどれだけの経費で出来るか計算しての試みだそうです。坪当り 醗酵鶏糞1袋(約18kg)をトラクターですき込み、今後の肥効の持続がどうかを検証したいとの事です。イネの育成状態についてまた教えて頂くことを約束しました。

今後興味深々・・・田植えの準備がはじまっています・・・