養鶏場で沢山の蝶を見たいと思い今年2月にカラスザンショウの苗木を2本植えたところ、早速蝶が産卵をしてくれました。そのうちの2匹を室内で飼育しています。内1頭が昨晩変身していました。2頭ともナミアゲハ蝶です。まもなくこげ茶色幼虫(鳥の糞に擬態)も青虫に変身するでしょう。
カテゴリー: 養鶏場に来る蝶
ジャコウアゲハ蝶の産卵開始
今年もジャコウアゲハ蝶の産卵が始まりました。温暖化のせいか昨年より4日早く12日に産みつけられたものです。食草である「うまのすずくさ」に産み付けています。この草は養鶏場外にあったものを場内に移植したものです。この蝶の存在は養鶏場で働く皆さんも関心をもって見守っています。
きあげは
昨年10月19日に友人から貰ったキアゲハの幼虫が10/21日に蛹になりました。その内4匹を養鶏場事務所内で飼育していたところ本日2匹が羽化しました。5ヶ月間の眠りから覚めた直後の無傷の羽が鮮やかです。早速外へ放ちました。
ジャコウアゲハ蝶の越冬
ジャコウアゲハ蝶の越冬を初めて観察しています。「さなぎ」の状態で冬を越します。最近少し黒ずみ背中の赤い模様が目だってきました。さなぎの長さは4cm足らずで、4月中旬には飛びます。
今日(10/12)の「じゃこうあげは」蝶
養鶏場の一角にある「じゃこうあげは」蝶のビオトープです。支柱の竹に蛹がいました。「うまのすずくさ」には終令間近の幼虫がせっせと食事中です。この蝶は蛹で越冬します。写真の蛹は冬が来る前に羽化できるのでしょうか?今年の異常な暑さが蝶のライフサイクルを狂わせているような気がします。時々観察して見たいと思います。
ほうじゃく
今年は異常な猛暑のせいか農場内の自然も例年にない出来事があります。「ホウジャク」というハチドリのような蛾も今年は沢山見かけます。長い口吻を出して飛びながら器用に花の蜜を吸います。(漢字で「蜂雀蛾」と書く)。八重桜も数輪花をつけています。
少なくなった蝶
今年の蝶は種類および数も少なくなっています。気象のリズムが狂っているのでしょうか?数少ない蝶のなかで本日蛹から羽化したばかりの「ごまだら蝶」と「じゃこうあげは」
の幼虫(3cm程度)でこの幼虫です。
じゃこうあげは(6/29)
養鶏場の一角にある「じゃこうあげは」蝶のビオトープの様子です。現在今年産卵分の羽化が始まっています。上写真は最近孵化分の幼虫、鳥の糞に擬態しています。この蝶は終令まで同じ格好です。中写真は蛹、今年は食草で蛹になるものがいます。このような蛹は今まで見たことがありません、今年2頭目です。下段の写真は食草「うまのすずくさ」の花、5cm程度。
「じゃこうあげは蝶」の孵化
4月15日頃に見つけた卵が本日(5/3)孵化していました。卵から孵化まで約20日かかったようです。
じゃこうあげはの卵
4月7日に初見のジャコウアゲハは4月15日に産卵をしていました。下写真は養鶏場の一角にあるビオトープの「うまのすずくさ」の葉裏に産み付けられた卵です。今年はジャコウアゲハの食草の「うまのすずくさ」の生育がよく、ジャコウアゲハを沢山見ることができるでしょう。