一昨年渡りをする蝶「アサギマダラ」を身近で見たくて「フジバカマ」を農場の事務所の近くに植えた。今年フジバカマが成長し立派な花を咲かせてくれた。そして今朝とうとう「アサギマダラ」がやってきた。2頭の傷一つない立派な個体である。見つけて数時間まだ蜜をすい続けている。これから遠い旅をする準備をしているのだろう。
カテゴリー: 養鶏場に来る蝶
梅雨明け?
梅雨明け宣言が出ていないがもう一週間ほど雨なし日が続いて連日の猛暑となっている。恐らく梅雨は明けているのではないかと思う。下写真は暑さに負けず咲く養鶏場の花3点。ほていあおい、のうぜんかずら、ブッドレアとキタテハ(蝶) 。
生存競争
9月に入って超猛暑が続いており、鶏の管理も油断が出来ない状況が続く。昆虫の世界では次の世代を残すために厳しい生存競争が繰り広げられている。場内にアゲハチョウを呼ぶために植えたキハダにもカマキリがアゲハチョウの幼虫をエサにしてマルマルと太っている。上写真はナミアゲハの幼虫・最下段の写真はナミアゲハの卵。
今年の「じゃこうあげは」
今年も養鶏場の一角にある「じゃこうあげは蝶」のビオトープの「うまのすずくさ」の葉裏に沢山の卵が産みつけられている。気候が不順なせいで産卵不調ではと心配していたが最近メスの数が増えこのぶんでは順調に世代をつないでいけるだろう。4/13日ごろに産卵したものはまもなく孵化する。上写真は養鶏場内の「むらさきはなな」の蜜を吸うジャコウアゲハ(オス)。写真下「ウマノスズクサ」に産み付けられた「ジャコウアゲハ」の卵。(4月30日撮影)
花と蝶
松山地方は水不足が深刻になってきましたが、22日夜間からまとまった降雨で(30~60mm)一息つき、元気がなかったブッドレアも生き生きしてきました。この花は蝶を呼ぶために数年前にうえたものです。今朝はたくさんの蝶が来てくれました。
蝶の産卵
丸山農場では除草や殺虫のための農薬使用を止めてから10数年の歳月が経ちました。そのせいか今では養鶏場内に様々な蝶が飛んできて産卵するようになりました。上写真はナミアゲハ下写真はジャコウアゲハの卵です。小さな生き物を育てることのできる環境を大事にしたいものです。
じゃこうあげは初見
養鶏場内で「じゃこうあげは」のサナギを3頭見つけていましたがそのうち1頭の羽化したさなぎの殻を昨朝見つけました。下写真は同日午後になって撮影したものです。例年殆どこの時期に飛び始めます。残りの2頭のサナギは今日か明日にも羽化するものと思われます。数日後には産卵が始まり、卵を産み付ける食草の「ウマノスズクサ」は既に60cm以上の丈になっています。秋まで農場内で元気に飛び回り私たちの目を楽しませてくれます。
世代交代
本日は素晴らしい秋晴れに恵まれました。養鶏場の花壇に、翅が痛んだ蝶がやってきました。「カラスアゲハ?」あるいは「山から下りてきたミヤマカラスアゲハ?」「ナガサキアゲハの♂?」でしょうか、フラフラと懸命に飛んでいました。この時期、アゲハチョウの仲間を見かけることは殆どありません。アゲハチョウたちはサナギで越冬して世代をつないでいきます。写真の蝶もまもなく一生を終えることでしょう。里の紅葉もまもなくです。
蝶の幼虫競演
猛暑に負けず蝶の幼虫の競演です。以下は本日養鶏場内で撮影した幼虫です。ジャコウアゲハ・キアゲハ・ツマグロヒョウモン・ナミアゲハ4種です。お分かりになりますか?それぞれエサとなる植物が異なります。虫たちの好きな木や野菜などを植えて観察をしながら楽しんでいます。
ブッドレア
平年より2週間も早い梅雨明け後晴天が続く。養鶏場にやってくる蝶たちのためにブッドレアを植えてみたところ毎日のようにたくさんの蝶がやってくる。上中段は「めすぐろひょうもんのメス」・下段「もんしろちょう」この他キタテハ・アカタテハ・コミスジetc。吸蜜に夢中の蝶は手でつかめるようになる。ブッドレアは丸山農場で最もお気に入りの花のようだ。