今回は湯釜(ゆがま)をご紹介します。奈良時代に作られ明治27年まで使用されていたものです。前回紹介した外湯から徒歩3分程度のところにあります。詳しくは下写真の解説看板をご覧下さい。
月別: 2005年2月
【道後の湯(1)】(平成17年2月6日)
養鶏場から北に車で20分ほどのところに道後温泉があります。日本最古の温泉として有名です。奈良時代に成立した「伊予国風土記」にはこれまで天皇等が5度来湯したとしています。特に聖徳太子が有名で僧恵慈らを伴い治療に訪れたといわれ、このとき太子は碑文を建てた記されています。(この碑文は現在まで不明)1400年前道後(にぎたつ)は奈良から朝鮮へのルートの重要な寄港地であったことでしょう。そして湯も自然に湧き出ていたと思われます。現在は地下数百メートルから汲み上げています。数回かけて道後を紹介します。写真は道後温泉本館(木造3層・外湯)。アニメ「千と千尋」の「湯屋」のモデルになったそうです。