(具体的な取り組み)
エサ
抗生物質や合成抗菌剤等のくすりは一切使用しておりません。
害虫駆除
ハエやネズミなどの害虫・害獣に対しては極力くすりを使用しない方法で駆除を心がけています。
ハエ
- ハエトリハウス・粘着シートやハエトリボン、電撃殺虫機などを使って物理的に駆除します。
- 鶏糞を強制的に乾燥させ、ウジの発生を抑えます。
ネズミ
圧殺式の捕獲機を鶏舎内のポイントに設置しています。
ハエトリハウス
ハエが好みそうな魚のアラやジャミなどをハウスの中に置いておきます。暫くすると強烈なニオイに誘われてどこからともなくハエ達がやって来てハウスの中に潜り込みます。一度ハウスの中に入ったら二度と外に出られないような設計となっており、ハエを効率的に駆除できます。(ちなみにこのハウスは前社長(現オーナー)の丸山氏の発案です。
はえとりモチ
使用済みのナイロン系袋を利用して、専用の粘着剤を塗ります。この粘着剤はとても粘着力が強く、一定の期間効果を発揮します。1匹が2匹、2匹が3匹、4.5.6.・・と面白いほどよく捕れます。
鶏糞の乾燥促進
ハエの発生源の一つは鶏糞、しかも軟らかいとウジの絶好の生育場所となり、鶏糞の水分量をいかに減らすかどうかでハエの発生レベルが劇的に変わってきます。当農場では専用の送風機で鶏糞を強制的に乾燥させウジの発生を抑えています。また鶏糞には薬剤を使用しないのでウジを捕食するとされる「ガイマイゴミムシダマシ」が発生し、さらに、彼らの「穴掘り効果」で鶏糞の乾燥が促進されるという好循環に恵まれます。
鶏糞たい肥化処理
原料となる鶏糞には抗生物質や合成抗菌剤・殺虫剤等の薬を使用しておりません。また、処理に関しては水と空気のみで醗酵させています。
鶏糞のバラは近郊の農家の皆様に只今無料にて進呈中、「まるやまの鶏糞」で野菜や果物、或はお米など・・、体に優しい土づくりと作物にお役に立っております。
農場の美化
お越しになるお客様を気持ちよくお出迎えするため、場内には季節の草花や木々を植えております。また、金木犀やハーブなどの植物で養鶏場独特の匂いも軽減できるよう努めています。